6. 僻地・医療過疎における オンライン診療のポイント
※本記事は、2021年7月27日に掲載されたものです。
僻地で暮らす人々は長年、必要な時に医療機関を受診することが難しく、苦労してきました。
厚生労働省が行った調査によると、2019年時点で、全国に601の無医地域があったことが分かっています。この数値は年々減少傾向にはあるものの、対象地域の人口は128,392人と、決して少ない人数ではありません。そんな僻地で暮らす人々にとって、オンライン診療の普及は必要な時に、適切な医療を受けられるようになる、大きなきっかけとなります。
2020年度の診療報酬改定では、オンライン診療料の算定要件が見直され、僻地に住む人々が、よりオンライン診療を利用しやすくなりました。