リコモジュリンの投与量換算表
概算式
1バイアルを日局生理食塩水2mLまたは日局ブドウ糖注射液(5%)2mLに溶解後
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380U/kg
- 0.06mL/kg×体重kg=必要量(mL)
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130U/kg
- 0.02mL/kg×体重kg=必要量(mL)
リコモジュリンの用法・用量について
通常、成人には、トロンボモデュリン アルファとして1日1回380U/kgを約30分かけて点滴静注する。なお、症状に応じ適宜減量する。
7. 用法・用量に関連する注意
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7.1 本剤の臨床試験及び使用成績調査において、7日間以上の投与経験は少なく、本剤を7日間以上投与した場合の有効性及び安全性は確立していない。
本剤の使用にあたっては、基礎疾患の病態、凝血学的検査値及び臨床症状等から血管内血液凝固亢進状態にあるか否かを総合的に判断した上で投与期間を決定し、漫然と投与を継続することがないよう注意すること。
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7.2 重篤な腎機能障害のある患者には、患者の症状に応じ、適宜130U/kgに減量して投与すること。
本剤は主として腎臓から排泄される。
本剤130U/kgは、DIC患者を対象とした臨床試験(用量設定試験)において有効性が認められた用量である。
8. 重要な基本的注意(抜粋)
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8.2 本剤投与中に重篤な腎機能障害が認められた際は、次のことに注意すること。
- 重篤な腎機能障害に伴い出血症状の発現・増悪がみられた場合には投与を中止すること。
- 本剤投与により有効性が認められた場合には、血小板数、凝固・線溶系マーカー、出血症状に注意しながら、本剤を130U/kgに減量することを考慮すること。[7.2参照]
- 本剤投与による有効性が評価できていない場合には、他の薬剤に変更することも検討すること。本剤130U/kgを重篤な腎機能障害患者に投与した経験は少ない。
9. 特定の背景を有する患者に関する注意(抜粋)
- 9.2 腎機能障害患者
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9.2.1 重篤な腎機能障害のある患者
14. 適用上の注意(抜粋)
- 14.1 薬剤調製時の注意
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14.1.1 注射液の調製法:1バイアル(12,800U)当り2mLの日局生理食塩液又は日局ブドウ糖注射液(5%)で溶解する。この溶液から患者の体重にあわせて必要量をとり同一の溶解液100mLに希釈し、点滴静注する。