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クレセンバカプセル100mgの服薬指導

目次

クレセンバカプセル100mgの服薬指導(医療関係者用)

  • 監修:兵庫医科大学病院 薬剤部長 木村 健 先生
  • 服用方法

点滴静注6回終了後、カプセルに切り替える場合は、1日1回2カプセルを服用

クレセンバは吸湿性のあるお薬なので、乾燥剤が一体化したブリスターシートとなっています。

  • 服用するときの注意
  • ブリスターシートから取り出して服用してください(ブリスターシートは飲み込まないでください)。
  • 吸湿性のあるお薬なので、服用する直前にブリスターシートから取り出してください。
  • カプセルはかんだり、つぶしたり、溶かしたり、開けたりせず、カプセルのまま服用してください。
  • 飲み忘れに気がついたら、すぐに1回分を飲んでください。 ただし、次にお薬を服用する時間が近い場合は、1回とばして次の時間に1回分を飲んでください。
  • 乾燥剤を取り出して飲み込まないでください。
  • 保管するときの注意
  • ブリスターシートのまま保存してください。
  • 乾燥剤が入ったブリスターシートに穴を開けないでください。
  • ミシン目以外で切らないでください
  • カプセルの飲み方の工夫

カプセルが飲みにくいと感じている場合は、下記の「飲み方」をご参照ください。

飲み方

  1. ① はじめに、カプセルを舌の上に乗せます。
  2. ② カプセルを飲み込まずに、水をひとくち、口に含みます。
  3. ③ あごを胸に近づけるように、頭を下に傾けます。
  4. 頭を下に向けたまま、カプセルと水を飲み込みます。

飲み方の工夫として、「服薬ゼリー」や「とろみ剤」という服薬補助剤を用いてお薬を飲む方法もあります。

  • 服用中に注意すべき症状

以下の症状に続き、重い副作用があらわれる可能性があります。
次のような症状があらわれたら、お薬の服用をやめ、すぐに医師の診療を受けてください。

この他にも、気になる症状があらわれた場合は、医師や薬剤師に相談してください。

  • クレセンバ服用にあたっての注意事項

クレセンバは、「抗真菌薬」という種類のお薬で、真菌(カビの一種)による感染症に効果を示します。
真菌感染症の治療ではお薬を服用し続けることが必要で、「症状がなくなったから」といって、お薬を自己判断で中止すると病気が急に進行する可能性があります。
医師や薬剤師の指示にしたがってきちんと服用を継続しましょう。

  • 服用前のチェックリスト

次のような方は、注意が必要な場合がありますので、必ず医師や薬剤師にお知らせください。

  • 現在、他にお薬を服用している方(クレセンバと一緒に服用してはいけないお薬があります)
  • 以前に何かの食品や薬が原因で、かゆみや発疹などの過敏症(アレルギー症状)があらわれたことがある方
  • 先天性QT短縮症候群の方
  • 肝臓に障害がある方
  • 妊娠を希望している方、妊婦、妊娠している可能性がある方、授乳中の方
  • 薬物相互作用

詳細は電子添文をご参照ください。

クレセンバカプセル100mgの服薬指導資材(PDF)

クレセンバカプセル100mgの服用方法と注意点(医療関係者用説明下敷き)
クレセンバカプセル100mgを服用される患者さんへ(服薬指導箋)

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