食事の影響(外国人データ) 1, 2, 3)
外国人健康成人にクレセンバ(イサブコナゾールとして400mg)を高脂肪食摂取後に単回経口投与した際、空腹時投与に比べて、Cmaxは8%低下し、AUCは10%増加した。クレセンバは、食事とは関係なく投与可能である。
- a )自然対数変換データに基づく最小二乗平均値を指数化した値
- b )比率及び信頼限界を元の尺度に逆変換して数値をパーセンテージで示した。
- 【対象】18~55歳の外国人健康男性患者25例
- 【方法】被験者をいずれかの投与順序(高脂肪朝食摂取後→空腹時、又は空腹時→高脂肪朝食摂取後)に無作為に割り付けた。非盲検下でクロスオーバー法により、クレセンバ(イサブコナゾールとして400mg)を空腹時又は高脂肪食摂取後に単回経口投与した。休薬期間は少なくとも42日間とした。
1) 社内資料:臨床薬理試験(CTD2.7.2.3)
2) 社内資料:臨床薬理試験(CTD2.5.3.1)
3) 社内資料:外国人健康成人を対象とした食事の影響試験(9766-CL-0015試験)
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4. 効能・効果
下記の真菌症の治療
〇アスペルギルス症(侵襲性アスペルギルス症、慢性進行性肺アスペルギルス症、単純性肺アスペルギローマ)、〇ムーコル症、〇クリプトコックス症(肺クリプトコックス症、播種性クリプトコックス症(クリプトコックス脳髄膜炎を含む))
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6. 用法・用量
〔クレセンバカプセル100mg〕
通常、成人にはイサブコナゾールとして1回200mgを約8時間おきに6回経口投与する。6回目投与の12~24時間経過後、イサブコナゾールとして1回200mgを1日1回経口投与する。
〔クレセンバ点滴静注用200mg〕
通常、成人にはイサブコナゾールとして1回200mgを約8時間おきに6回、1時間以上かけて点滴静注する。6回目投与の12~24時間経過後、イサブコナゾールとして1回200mgを1日1回、1時間以上かけて点滴静注する。